三浦しをんさんの小説「風が強く吹いている」を読みました。
図書館で予約してたのの順番が回ってきたので、原稿期間とは言えサッサと読まなきゃでw
バイトの休憩時間を読書タイムに充ててるので、そこでモリモリ本読んでるんですけど、
すごくおもしろくて、早く続き読みたくて、終盤はもう帰宅後一気に読んで気づいたら朝だった…
(ほんとはAM3時くらいには読み終わったんだけど、そのまま2周目突入してしまったのでw)
これはもう買うしか、と読了した翌日に新刊で買ってきました。
けど手元に置いとくと何度でも読んでしまうので、本棚に押し込んだw
主人公たちが箱根駅伝を目指す話なんですけど、メンバー十人のうちほとんどが陸上未経験の素人なんですよ。中には極度の漫画オタクで運動もロクにしたことないひともいる。これなんて俺。
主人公の走(カケル)は天才的なランナーだけれど。そんな彼らがみんなで箱根を目指す。
みんなすごくキャラが立ってて、三浦さんらしい軽妙なやりとりでぐいぐい読ませる。
彼らの絆とか、もう、何度でも読み返したい大好きな文章がたくさんある。
来年の正月、箱根駅伝を見るのがすごく楽しみになった!
奇しくも、今日は箱根駅伝の予選会の日だったのですね。
テレビでやってた、最後の10分くらいだけ見ました。
ちょうど、本戦出場最後の1校が発表されるところでした。参加校みんな頑張ってほしい!
マンガ版と映画版も見たいな〜。
マンガ版はブクログの書評見たら結構評判いいみたいだし。
舞台もやったみたいだけど、舞台で駅伝って一体どう演出したんだろう??
私はひどい運動音痴で、持久走なんか2キロも走らないうちにヨロヨロ、走るの大嫌いっていう、駅伝なんかとはもっとも遠いところにいる人間ですが、この本読んで、「走りたい」って思った。
彼らのように、カケルみたいに軽やかに、走れたらどんなに素敵だろう。
苦しくならずに走り続けられたら気持ちいいだろうなー。私ほんのちょっとでもすぐ息切れするからな。
私にとって「走る」ということは、苦しくてとてもとても嫌なことで、走るのが楽しい人の気持ちなんて考えたこともなかったけど、主人公のカケルにとっては、逆に私みたいな人のことは考えたこともなかった、んですよ。全く正反対なんです。
この本読んで、そんなに速く走れたらそりゃ気持ちいいだろし、走るのも楽しくなるよなあ。
という、新しい視界が開けた。
長距離走をやりたいとかいうんじゃなくて、人並みくらいには走れるようになれたらいいな、つう気持ちですが、この私が「走りたい」と思うなんて、ものすごい異常事態ですよ。(笑)
中学高校で一緒だった友人らはわかるだろうけど。
体育の授業が持久走だったら、周回遅れは当たり前、最後はほぼ歩き、授業後1時間は屍、という私がですよ。
走りたいっつーか運動したいっつーか。
運動不足はずっと悩みだったけど、学生じゃなくなるとどうにも運動する機会がね…
まあ現状は走るどころか、ものすごく体力落ちててすぐバテるので、歩くとこから始めようかと。
まずはバイトの帰りにちょっと遠回りで帰ることにした。
(職場が超地元なので、遠回りってもたかが知れてるんですがね…)
万歩計も引き出しの奥から掘り出したし。
月に2回くらいは、隣駅(T市場駅)までウォーキングしようかとか思ってる。
とりあえずの目標は体力回復して健康体になることだ!ついでにダイエットもできれば一石二鳥。
<最近買った本>久しぶりに紹介リンクも貼ってみる。
★ヘタリア旅の会話ブックスペイン編 太陽の国に来たって~!
★ニュータイプ(11月号)
★純潔のマリア(2/石川雅之)
限定版が店頭にあったら買おうかなくらいの気持ちだったんだけど、まあ売り切れだったので通常版です(笑)フクロウズとハトが可愛い!5ページのWフクロウキックが可愛すぎてもう!
マリアの他にも魔女たくさんいたんだねぇ。
毎度画面の描き込みがすごい…甲冑着た大量のモブとか気が遠くなる、これ全部1人で描いてるなんて!!
★風が強く吹いている(三浦しをん/新潮文庫)
★魔法少女かずみ☆マギカ(2/平松正樹・天杉貴志)
★ドリフターズ(2/平野耕太)
ドリフ2巻超おもしろー!!早く3巻読みたい!!!
新たなドリフが色々出てきてわくわく。でも2巻はデストロイヤー全く出番なかったw
北壁脱出した人達がどうなったのか気になるです…!
山口多聞さん、1話で名前だけ出てたけどまさか本編に出てくるとは!!
多聞さんとデストロイヤが会ったらどうなるかしら。会うかしら。
シャイロック誰だかわからなかったので調べたら、「ヴェニスの商人」に出てくる人?なのか?
トゥラトゥラってなんだろと思ったけど、トラトラトラか!
<最近読んだ本>
★まほろ駅前番外地(三浦しをん)
★西の魔女が死んだ(梨木香歩)
★風が強く吹いている(三浦しをん)
西の魔女、映画になってたよねーと思って公式サイト見にいったら、主題歌が新居昭乃さんの曲!
歌ってるのは手嶌葵さん。これはED曲を聴くためにも観たいな!
読みやすいと思ったら、元々児童書なんですね。
ラストはちょっと泣きそうになって、バイトの休憩室で読んでたので耐えて(笑)
帰宅後もう一度読み直して、改めて泣きました。
読んだあと、とてもさわやかで、ほっこりした気分になれる、素敵な本でした。
後日談に出てくるショウコちゃんが、完全にまどマギの杏子で脳内再生されたw
西の魔女、風強、と続いて心の指針になるような本に出会えて幸せ!
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