なんか先の地震以来、妙に肝が据わったというか開き直ったというか。
死ぬのが怖くなくなった。いやもちろん死にたくはないが。
震災で被害がなかったのは運が良かっただけだよなぁ、と思ったら、あの日を境にいっぺん人生終わって、もう残りの人生はオマケというかロスタイムというかサービスというか、そんな感じに思えてきた。
例えばもし今、決死隊とか募集したらホイッと志願しちゃいそうなくらい、自分への執着が少なくなったってのかな。
死にたい訳じゃなくて、誰かの役に立てるなら自分がどうにかなっても別に良いかみたいな。
放射能にしても、どうにかなったらそのときはそのときで、まあそれも運命だよねーみたいな。
ジタバタしてもしょうがないから普通に生きて、あるがままなんでも受け入れちゃうぜー的な。
うーん、上手く言えないなあ。
とにかく、なにか人生観が変わったらしい。
生きてるだけでハッピーだ!
バイトのときも、こんなときだからこそ、みんな不安だからこそ、私は出来る限りに笑顔で、元気に親切に接客して、お客さんが少しでもそれで笑顔になったりホッとすれば良いと思う。
そう思って、今まで以上に笑顔を心がけてる。
とくにお年寄りに。お年寄りの一人暮らしとか、老夫婦だけで暮らしてるとか、そういう人はきっとすごく不安だと思うのね。
原発や停電のことだって、ネットで情報収集できる私たちの世代と違って、中高年はネットする人が少ないから、情報が少なくて余計不安だろうと思う。テレビや新聞は限られた情報しか得られないし。
私たちみたいな若者でさえ、悲しみや不安や緊張で不安定になるのに。
一人暮らしだったら、話し相手も居なくてずっと暗いニュースばかり見ていたら、気が滅入ってしまう。
でも、ごはん買うためにスーパーには来るでしょ。
そうしたら、そこで接する私たちが少しでも不安を和らげてあげられれば良いなと。
誰かと言葉を交わすだけでも、気がまぎれると思うんだよね。
震災直後はお客さん達もピリピリしてたから、私も笑顔で元気で!とやってるとエネルギー消耗が激しくて、帰宅後ドッと疲れてたけど、今はお客さん達もだいぶ平常心に戻ってきたような気がする。
ので、あんまりエネルギー消耗しなくなった。良いことだ。
てか、水だってほうれん草だって、ちょっとくらい放射性物質が出たからって皆過剰反応しすぎな気が。
健康にすぐ影響がある訳じゃないって専門家も言ってるじゃん。
毎日大量に食ってたら何十年後かに病気になるリスクが高まるとか、そんくらいでしょ。
食って数日でコロリとかじゃないんだから。そもそも、元々そんな大量に食うもんでもないだろ。
そんなん、それまでに他の要因(病気だの事故だの寿命だの)で死ぬ可能性のがよっぽど高いわ。
私はむしろ、今こそ茨城産を食べて、茨城の農家を応援したいですよ。
ツイッターで回ってきた情報ですが、
『タバコにはポロニウム210という放射性物質が含まれる.
1日20本タバコを吸う人は年間レントゲン撮影を200回,行った被曝となる.
放射性物質を含んだ飲食物を注意するのは大事だが,日々のタバコはそれを上回る内部被曝』
だそうです。
あと、1960年代頃は世界各国が核実験をしまくっていて、放射性物質が世界中に降っていたので、いま40代半ば以上の人たちは、その頃にもう放射性物質を相当浴びていて、今更わずかな放射性物質を避けたところで大して意味がないとか。
これに関しては、こちらがソース。→ http://plaza.rakuten.co.jp/junko23/diary/201103210001/
母にこの話をしたところ、「たしかに、子供の頃よく言われた。雨に濡れちゃいけないとか。」との証言。
(母はいま50代後半です)事実、そういう時代があったと言うことです。
つまりね、こういう大人達(昔放射性物質を浴びていたり、日常的に煙草をたくさん吸っていたり)が今更なんだかんだしたって無意味なんですよ。
水を買い占めるとか、茨城や福島産の野菜を買わないとか、馬鹿げてる。
安全な水も安全な野菜も、こどもたちと、乳児を持つ母親たちに譲るべきでしょう。
私は今27だしタバコも大嫌いだから、どちらにも当てはまらないけど、先に書いたような妙な開き直りの心境になっちゃってるので、別に水道水も飲むし、そこら産の野菜も食べるよ。
健康な大人はそんな簡単に死なないよ。それで私が病気になったとしても、その分問題ないものを食べた若い子達が元気に育つんだったら別に良いわ。
だから、職場で中高年が、水大量に買い込んでたり、野菜の産地やたら気にしてたりすると、ちょっとイラッとする。食品スーパーだから、そういうのが嫌でも目につくんだよね…。
なんかグダグダと思ってることを吐き出してみた。
私は元気です(笑)バイトも楽しいよ。やっぱり自分レジ打ちの仕事が向いてるのかもしれん。
あ、ひとつ悲しいご報告を。
先日から元気がなかったウチの庭猫が、19日の朝、庭で逝きました。
心配してくれた皆、ありがとう。
でもだいたい5才くらいだから、野良としては長く生きた方かも。
ちょっと調べてみたら、野良猫の寿命は3〜4才程度らしいので。
昨秋に母猫と兄弟猫がいなくなってから、ひとりぼっちになってしまって、だいぶ寂しそうだったし、
冬の寒さと、地震のショックも影響したのかもしれません。
死に際に姿を消してしまうんじゃなくて、ちゃんと庭のいつも丸まってたとこにいたのが救いだった。
先に逝った兄弟の隣に埋めてあげられたから。
ウチの庭に私が小さい頃から代々居着いてた野良達の子孫だけど、ちゃんと埋葬できたのはたぶんこの兄弟だけ。ほとんどは失踪で。
この兄弟は野良と言っても、ウチの庭で生まれて、ずっとここで育ってたので、結構なついてた。
とうとう、庭猫が一匹も居なくなってしまった。さみしいなぁ(;_;)
今は庭に来る小鳥達が癒しです。メジロ、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガ、たまにハト。
メジロかわゆす。
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